庭の雑草との戦い 長く太いツタ 正体は葛(クズ) 除草剤を使わずに庭の葛を駆除してみる 

庭の手入れ
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スダレーです。意外と楽しい田舎の庭の手入れの紹介。実家帰省時の趣味となっています。今回は葛の駆除方法の紹介。チョキチョキ、ギコギコ植物を切っていきます^^

ド田舎の実家を離れて早10年以上。

GWの帰省時に母から庭の手入れを手伝ってほしいとのこと。もう2,3年庭の手入れをしていないとのこと。

そこで遭遇したのがこれ。木に絡みつく長く太いツタの植物。

我が実家の杉に絡む葛
木かと思った葛の茎(切断後) 裏の山には直径4cmくらいの茎も見えました

実家の庭だけでなく、実家裏側の山を一面すべて覆うくらい繁殖してます。

杉の木に絡みつく葛(5月初旬) 夏には葉っぱで覆われます。

今まで帰省した時は興味なかったから気づかなかったけど、明らかに変な植物が大量に庭に侵入してきています。

ツタが絡んでいた木を救出してみると枯れていました!

ほかにも送電線に絡んでて切れないか心配。

ということで、軽く調べると葛(クズ)という植物っぽい。

なんと海外の侵略的外来種ワースト100にしてされるほどの植物。生命力と繁殖力が高く、ひどくなると家を覆うほど繁殖するらしい。そして、家まであと50㎝のところまでツタが迫ってます。

分かり難いけど、ツタが家の壁に迫る!

これを駆除しないと庭や家に損害を与えかねない。実家を守るぜ!

スダレーの葛(クズ)への対策

駆除するにはすべての茎と根っこを取り除かないといけないようで、プロでも駆除は大変です。

根っこを探すのは大変( ゚Д゚)

ざっと家の周辺を見ると、急な斜面とかに数十か所は根っこがありそうなので、素人のスダレーはそうそうに駆除は諦めました^^除草剤の使用もお金がかかるので使用しないことにしました。

切断した葛のツタの一部。新芽もいっぱいついてます。多すぎ!根っこは深くまで張っていて抜けない!

そこでスダレーの作戦は以下です。帰省時は暇なので運動がてら枝切りバサミとのこぎりでひたすら切っていきます。

  1. 葛を茎を引っ張り、根元をひたすら切り刻む
  2. 葛が高いところに上らないように庭の木の低い枝を伐採
  3. 5月初旬に新芽を見つけ、根元を切る
  4. 初夏以降は定期的に葛の葉っぱを目印に切り刻む

①葛の茎を引っ張り、根元をひたすら切り刻む

茎を引っ張れば、根元が分かります。そこをひたすら切り刻みます(抜けるなら抜く)。木の枝に絡まってる葛は根元を切っておけば、木の上の葛は栄養がなくなり枯れてしまいます。栄養の供給源である根っこがあれば、とりあえず根っこごと切っておきます。根っこを出している所(ちょっと膨らんだ茎)からは芽もでるので、根っこを切ってその茎を処分しましょう。私はハサミごとを地面に突っ込んで土と一緒に根っこを切ります。ただ、根っこや茎だけになっても土の上にいると再び芽が出て根を張ることがあるようなので、切った茎はできるだけ処理するかコンクリの上で朽ち果てるようにします。この作業は葛が成長し葉っぱが生い茂っている状態では茎が見にくくしんどいです。できれば、12月~5月にしたいところです。

②葛が高いところに上らないように庭の木の低い枝を伐採

葛は初夏から伸びてゆき、木の枝によりかかって上に登っていくので、葛の足場になる枝を切っておきます。木に絡まなければ木が枯れる心配もなくなります。地面を這うだけであれば、定期的にはさみで切ることができます。

③5月初旬に新芽を見つけ、再び根元と根っこを切る。

①のみでは見逃した茎や地中の根っこから芽が出てきます。住んでいる地域によると思いますが、葛は5月初旬あたりから芽がにょきにょき伸びていきます。生命力が強いので地中の根っこからも芽が出てきます。庭で目を凝らすと芽が至る所から出てきていますので、芽の出ている枝とその根元を切っておきます。この時期を逃すと葛が成長し根っこがどんどん成長していきますし、葉っぱで覆われて根元の場所が分からなくなります。そして至る所に繁殖してしまいます。

葛の芽。茎の1m間隔ごとに新芽が出てました。また、根元からも芽がでます。覚えましょう。

④初夏以降は定期的に葛の葉っぱを目印に切り刻む

①~③で見逃した葛は、どんどん伸びていくので定期的に切るしかありません。ただ、庭であれば、②により、葛は手の届く地面上にあるはずなので定期的に葉っぱを切り、根っこが栄養を蓄えるのを阻害します。 ※これは私ではできないので母に頼んでます。

できるだけ切り刻んで、根っこの栄養がなくなるのを待ちます^^ただ、根本的に駆除できないので、毎年戦う必要がありそうです。弱らして天敵の虫が発生することを願います。

葛との戦いの記録

木の上に絡んだ葛を切りるとターザンロープができそうになりました。ヤホー。ぶら下がっても大丈夫でした^^

茎と根っこをできるだけ切りました。でも、地面に潜った茎が四方八方へ伸びている( ゚Д゚)葛は地中にも茎があるのね。また、庭のアジサイの根元に複数の葛の根元があり、アジサイが邪魔して根っこを切断することができない( ゚Д゚)。ただ、場所は分かっているので定期的に切ることができるので対処できそうです。

目に見える新芽と茎はすべて取り除いたので、庭での繁殖は抑えることができるのではないかと思います。実働3日で12時間ほどかかりましたが・・・

木の低い枝を切ったので、庭の木の周辺がスッキリしました。写真じゃわかりづらいですが。これで葛が木の上に登らないはず。

ほかにもいっぱい木を切りました

とりあえず庭の家に迫っている葛は駆除したので、あとは夏の帰省時に見逃した葛が大量に発生していないか確認しようと思います。

イネ科の花粉症の私にはこの時期の野外作業はかなりきつかったです!普段、デスクワークなのでノコギリやハサミの使用で筋肉痛になりました^^

葛の駆除作業は意外と楽しくストレス発散になりました!ツタを引っ張ると、根っこのついた10mくらいの葛がでてくるので満足感あり。新芽と根っこは宝物探しみたいな感覚で見つけ処分しました。

 

その後の夏の観察結果

庭の雑草との戦い 除草剤を使わずに庭の葛(クズ)を駆除してみる(夏) 経過観察編
前回、5月に帰省した時には、庭の敷地内の葛の芽と茎を見える範囲で駆除しました。今回、8月の帰省時には、5月に見逃した葛が庭で繁殖していないか確認してきました。

以上

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